甲賀流忍術研究会が主催して、初級、中級、上級の3カテゴリーに分かれています。今回第12回目の開催。前から受けたいなと思っていましたが、予定が合わなかったり、締め切りが過ぎていたりで今回念願の初受験です!
もくじ
・甲賀流忍者検定とは
・どんな問題が出るの
・近くにはこんなスポット
・甲賀流忍者検定とは
午前中に筆記を行い、午後からの公開講座の時間でおそらく採点なさっていると思います。お昼をはさんで今回の公開講座は磯田道史先生で、豪華でした。公開講座は検定受験者でなくても入れるものとなっており、ほぼ満席。その後、初級、中級は当日即日の結果発表となりました。
・どんな問題が出るの
申し込みを行い、読み本と言われる「テキスト」も送ってほしい旨選択すると、試験の1ヶ月半ぐらい前に郵送で届きます。それをひたすら、読みます(過去問は500題巻末に掲載あり)。
この読み本はまとまっていて、面白く一見の価値ありの貴重資料です。ただ、覚えるとなると。。いろんなサイトで過去問など載っているので興味ある方はご覧ください。
★NinTubeさんのサイト『甲賀流忍者検定』の過去問10問腕試し&勉強法解説
★超難問試験!?第12回「甲賀流忍者検定」潜入レポート!
初級であれば4択で、甲賀忍者や甲賀の歴史にまつわる50問を本番で回答します。初級に限り、手裏剣投げ、吹き矢の実技と忍者衣装の加点があるのが特徴。衣装のレンタルもありますがもちろん持参! 基準は明かされませんでしたが、回答中に審査員の方がどこかを見て、チェックしておられました(このコンセプトはこれでだからここが縫ってあって~などのアピールはできなかった)。
・近くにはこんなスポット
お昼前に前日入りし、カンヅメでホテルで勉強しようと思っていたのですが読み本にたくさん出てきた「油日」という駅名が下りる予定の次の駅だったので、行ってしまいました。近いのかなと思ったら、駅から歩いて20分ぐらい。。。でもいろんなお話が聞けました。
忍者や武士が信仰していたとされる「戦いの神様」摩利支天のことが読み本に書いてあり、甲賀の総社とされる油日神社に行ってみたかったのです。最初に志能便(しのび)と呼ばれる忍者を使ったのは聖徳太子との説があり、甲賀には多くの史跡が残っています。
また、試験後には会場から近いからと案内していただき甲賀流忍術屋敷にも寄ることができました! 油日神社へ行った時もみなさんに親切にしていただき嬉しかったです!
忍者といえばどうしても伊賀と甲賀だけど、地元東北、宮城にも忍びの系譜はあるはずです。今回、忍者先進地区で行われている検定を体験してきたことで運営ノウハウを持ち帰るつもりで行ってきました! 今後はイベントと並行し、研究活動も行っていきます。出羽三山と山伏、摩利支天がカギではないかとちょっとあたりをつけました。口述の言い伝えで、証拠資料が残っていないところが忍者研究の難しいところではありますがちょっとずつ進めていきたいと思います!