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史料選書7・伊達天正日記

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史料選書7・伊達天正日記

伊達政宗の諜報部隊とされている。足の脛(すね)に黒の革脚絆を巻いていたことからそれを組の印として、黒脛巾組と呼ばれるようになった仙台の忍者の集団を調べています。今日は前に購入していた本について。

・伊達天正日記
・南奥羽戦国史研究会
・それぞれのご所属について
・まとめ

伊達天正日記

昨日の記事の中で、この本のことを思い出しました。

石巻の歴史の書籍

戦国末期における伊達政宗の動向を記したこの名前の日記があり、「そのとき」「その場で」「その人が」の要件を満たす一次史料だけれど、"史料選書7・伊達天正日記" の刊行にあたっての部分には、重要な政治動向が書かれているであろう天正15年のものだけ、まだ翻刻がなされていなかったので、南奥羽戦国史研究会のメンバーで輪読しながら翻刻、出版することになったと書かれていました。ちなみに、確認してみたら、忍者を表すと思われている「くさ」の単語が書かれていたのはもっと前に翻刻がなされていた版のほうでした。

南奥羽戦国史研究会

伊達氏を中心に基礎研究の充実を図ることを目的とする、南奥羽戦国史研究会という不定期の勉強会が、東京を拠点として2012年に始まった。とある。メンバーも書かれている。遠藤ゆり子氏・佐藤貴浩氏・菅原義勝氏・高橋俊介氏・戸谷穂高氏・門馬有李氏・山田将之氏。

もうひとつ、伊達氏重臣遠藤家文書の発見に関して集った関係者の勉強会も、同時期に同じ名前で仙台を拠点に活動を開始したとあった。こちらにいらした伊達氏研究の第一人者であった故小林清治氏の著作集(「戦国大名伊達氏の領国支配」、「戦国期奥羽の地域と大名・群主」)とあわせて読むことでより理解が深まると紹介されています。
南奥羽戦国史研究会という同じ名前の研究会が、東京と仙台にあって伊達政宗生誕450年の時の公開シンポジウムなどを時々共同で企画したりしたことがあったようです。

それぞれのご所属について

わかった範囲でだけとなってしまったのですがこのような専門の先生で構成されている会です。

遠藤氏:淑徳大学人文学部歴史学科准教授
佐藤氏:足立区立郷土博物館
菅原氏:致道博物館学芸員(鶴岡)
戸谷氏:東京大学史料編纂所学術支援専門職員
山田氏:伊達市学芸員(福島県)

遠藤先生の淑徳大学は千葉県にある大学です。

ただ、こちらの研究の協力者で仙台市博物館・学芸員の方佐々木氏の名前がありましたし、"史料選書7・伊達天正日記" の刊行にあたっては東京大学史料編纂所と仙台市博物館にお世話になった。と書かれています。

 

まとめ

歴史の学部にいたり研究でつながっていればきっと当たり前の情報なのだと思うけど、南奥羽戦国史研究会についてあらためて良く読んでみたらどこに研究している先生がいるのかが少しわかってきました。またもう少し調べてみたいと思います。

 

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