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伊達天正日記~伊達史料集

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伊達天正日記~伊達史料集

伊達政宗の諜報部隊とされている。足の脛(すね)に黒の革脚絆を巻いていたことからそれを組の印として、黒脛巾組と呼ばれるようになった仙台の忍者の集団を調べています。今日は前に購入していた本について。

・はじめに
・伊達天正日記
・伊達史料集とは
・小林清治先生

はじめに

昨日の記事

史料選書7・伊達天正日記

の中では、史料選書7の伊達天正日記についてわかったことを書いたのだけれども、他にも別な版の伊達天正日記の翻刻があり、忍者をあらわすと思われる「草」についてはそちらに記載があったので、いちど詳しく見ておこうと思う。

伊達天正日記

もうひとつの伊達天正日記は、「伊達史料集(下) 第二期戦国資料叢書11 株式会社人物往来社 校注者 小林清治」というものに入っていた。また、そもそも伊達天正日記とはどんなものかということはこちらの記事がとても詳しく、参考にさせていただいた。

みちのくトリッパーさんの
伊達家・仙台藩に関する史料一覧  より

天正15年(1587)1月1日~天正18年(1590)4月20日まで、飛び飛びではあるものの伊達家の公式記録として書かれた日記を集めたもので、信憑性は高い。その性質上、伊達家当主である政宗の行動やその周辺に重点がおかれている。著者は不明だが、決められた一人の記録者によって書かれ続けている。ただし、途中で記録者の交代はあった。
タイトルは「天正日記」であるが、編集されたのは江戸時代、伊達綱村による収支事業が推進された時期と考えられており、『治家記録』の引用参考書のなかに「当家其時代之日記」とあるのはこの天正日記のことであると考えられる。したがって、成立は1703年より以前となるが、編集により日記は忠実に保全され、内容に手が加えられることはなかった。

 

伊達史料集とは

夢の跡さん 史料編 の記載より

伊達家の史料を集めた史料集。なかには「伊達天正日記」「政宗記」などが収められている。

この伊達史料集は(上)・(下)がありました。セットになっていることが多いと思います。伊達天正日記は、(下)に収録されていました。

小林清治先生

ウィキペディア と
因縁果子さんのブログ 故小林清治先生葬儀
を拝見すると小林清治先生のこれまでのご活躍が良くわかります。お名前だけ漢字でだけ拝見していた時よりも、なんとなくですが伊達天正日記に書かれた文章がより良くわかるような気がいたしました。

伊達氏研究の第一人者とされる小林清治先生とあり、昨日の東京の南奥羽戦国史研究会の伊達天正日記の前書きの記載からも、絶対に読んでおかないといけないということがわかりました。忍者のことはお書きになられていませんが黒脛巾組を考える時に伊達政宗は避けて通れないので紹介されている文献は読んでおきたいと思いました。

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